男と女の会話の違い

ある雑誌に、男性と女性の会話の仕方の違いについて載せられていました。

女性は、自分の感情を話したがります。
何か問題があったとしても、誰かにそれを聞いてもらっただけで、ホッとします。
聞いてもらって、「そうだね」と言ってもらえ、同調してもらえたら、それですむのです。

ところが、男性は、問題を聞かされるとその問題の解決策を考えてしまうのだそうです。
そして、その問題の解決策を言わなければいけないと感じるようです。
そして、男性がその問題の解決策を言うと、女性はそれをうっとうしいと感じてしまうのです。
なぜなら、女性は解決策を求めているわけではないのですから。

こうして、夫婦の間であっても、コミュニケーションをとるのが難しくなることもあるというのです。
確かに、私も、誰かに悩みを聞いてもらえ、確かに聞いているという感覚が伝わってくれば安心します。
それで満足します。

そこで、ああしたほうがいい、こうしたほうがいいだのアドバイスをもらっても、ピンときません。
もちろん、時にはアドバイスが欲しいときもあります。
そして、そのアドバイスが後にとても役立つこともあります。
でも、やはり聞いてもらうというその行動が、とても大切な気がします。

私も、友達と話す時、どうしたら聞いているということが相手に伝わるのか、相手は今何を求めているのかを考えながら話を聞くようにしています。
それでも、時には話し過ぎてしまい、後で後悔することも多いです。

コミュニケーションは、大切な、そして難しい技術ですね。

コミュニケーションって難しい

今の彼と付き合って3年と半年が経過した。
すぐに別れてしまう癖がついていた私にとってはすごい記録だ。
もちろん、ずっと順調だったわけではなくて、むしろ危機が続いている。

でも二人で生活していることに慣れてしまい、危機を危機だと思わなくなっている。
ちょっと体調悪い、くらいの問題だ。
一度、完全に別れる!となり、彼のマンションから自分の荷物を運び出したことがある。

実は半同棲状態で自分のマンションもまだ契約していたのだ。
3ヶ月ぶりに自分のマンションに帰ってきて、惨めな気持ちでいっぱいだった。
片付けをしなきゃいけないのに、泣くことしかしていなかった。
そんなときにメールが入ってきた。

当然アドレス帳からは削除していたが、アドレスを見たらすぐに分かる。
当時、資格取得のために通信教育の教材を取っていた私。
そのテキストと模擬問題の回答を忘れているとのこと。

それを袋に入れてドアノブにかけにいきますという連絡だった。
マンションのエレベーターから10mほどの距離で、彼の足音が近づくのが聞こえる。
すぐそこにいると思っても布団から出られなかった。

メールが即座に入ってきて、「雨が降ってるからテキスト濡れるかも」という内容だった。
彼が立ち去る音を聞いてから数時間そのまま動けなかった。
その間、テキストを家の中にいれたかどうか、雨がひどくなってきたのに、袋から出てるような掛け方だったから、という内容のメールが2通入ってきた。

その前、別れ話してきたときはあんなに冷たかったのに。
そのあと、どうやってよりを戻したのかイマイチ覚えていないのだが、彼のマンションで大泣きして戻ったことはなんとなく覚えている。