10年目のけじめ
かれこれ10年付き合っている私たち。
彼が息を吸い込んだだけで次何話したいか話そうとしているか、何となくわかるほどツーカーな仲です(笑)
同棲期間も7年目になり籍こそ入れていないけどお互い夫婦みたいな感覚でいました。
そんなある日、彼が急に正座してあらたまって息を吸いながら、「今何が言いたいかわかる?」っと言いました。
私→「もしかして結婚する?って言おうとしてる?」
彼→「正解~!」
笑っちゃうくらいムードはないけど私たちらしいプロポーズの形だなと思います。
そしてずっと一緒に暮らしてきた部屋なのに、家族になるんだって思った瞬間から、本当の私たちの帰ってくる家になったような気がしました。
自分では平気だと思っていたけど、やっぱりどこかですっと今の関係に不安だったってことに気付きました。
きっちりけじめをつけてくれた彼、心にドシンと落ち着ける基盤ができたことで今とても幸せです。
きっと両親も安心すると思います(笑)
ところが困ったことに、毎日のように一緒にいたためか結婚の自覚がないのです。
お互いの両親も、何を今更という感じで、特に大きなリアクションもなく拍子抜け。
式の段取りも淡々と進んでいます。
お互いに親族だけでということで同意しているので、なんとも恙ない結婚準備は、余計な苦労がなくて良かったですね。
後は風俗バイトをいつまで続けるかです。