自信を得るために婚活パーティーに行く
私の友人で婚活パーティーに行くのが大好きな子がいます。
その子はいわゆる一流企業に勤めていて秘書をしている女の子です。
とても綺麗で気もきく子なので、私からすると婚活パーティーに行く必要は全くないように思います。
しかし、どうやらそれが趣味なようです。
どうしてそんなに婚活パーティーに行くのかと聞いてみると、そこに行けばもてるから、という答えが返ってきました。
婚活パーティーでは、最後に好意を持った相手の名前を主催者に伝えるそうです。
カップルになれないと次のパーティーの参加を強く勧められるそうなのです。
彼女は毎回誰かとカップルになっていました。
日常生活でもうなかなかもてることがなくなってしまったけれど、婚活パーティーに行くと自分を良いと言ってくれる人が何人か現れる。
それを見て自分はまだ大丈夫なんだと言う自信がつくんだそうです。
確かにその子は綺麗なので自信が付く結果にはなると思います。
しかし、本気で結婚をしたいと望んでいる人もいるわけで、自分の自信を満たすためだけに行くのは失礼なんじゃないのかと聞くと、私だって結婚したいと答えが返ってきました。
しかし婚活パーティーに行けばいくほどいろんな人を見てしまうので、求めるものがどんどん高くなってしまい、いい人に出会えてもそこで終わらせることができないそうです。
もっといい人がいるかもしれないという欲求に今のところ勝てていないと言っていました。
私は婚活パーティーに行ったことはありませんが、そんなに良い人たちがいるのならば一回くらい行ってみても良かったかなと思いました。
離婚の後の婚活
三十路目前で周りはどんどん嫁に行き『結婚』というものに焦り、「次はあなたの番だね!結婚式には呼んでよ!」なんて言われるプレッシャーが続き、婚活しなくちゃと思い始めました。
そう、結婚というより彼氏と別れたばかりだった私は、『恋愛は体力勝負だなー。自分の気持ちの整理や思い出を心の奥にしまいこむのも、本当に頭と心が持たない。こんなに心が疲れているのに、次の恋愛なんて出来るのかな。このまま一人の人生なんだろうか…一生結婚できないかもしれない…』と、深夜にワインを飲みながら考えたりしていたのでした。
しかしながら、やる気になったものの、飲み会や婚活パーティに参加してみても好きになれる人も現れず、私は恋もできなくなってしまったと、半ば諦めモードに突入。
日に日にあんなに感じていた不安も薄れ、焦る気持ちもなくなっていました。
そんな頃に、友達に人数合わせで誘われた合コンで、今の彼と出会いました。
その日のうちに意気投合して、翌日にデートすることになり、運命って本当にあるんだなぁって、心から思いました。
几帳面な彼と大ざっぱな私なので、たまにイラっとすることもあるけど、でも理想の彼です。
自分に厳しく、周りには優しくて、甘え下手な私を、うまく甘えさせてくれる。
この人に出会うために、これまで恋愛が出来なかったんだと思うと納得できるほどです。
今では彼と過ごす毎日が幸せで、結婚は目標だけれど焦ったりはしていません。
お互いを人生のパートナーとして一緒に居られるように、愛を育てていきたいと感じています。